犬との主従関係は必要?いらない?主従関係の作り方や注意点を解説!

柴犬のしつけ

「犬との主従関係はいらない」という情報と「主従関係は必要」というどちらの情報もあり、主従関係を築くべきなのかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。本記事では、犬との主従関係が必要な理由、主従関係の作り方などについて犬の飼い主目線から詳しく解説します。

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犬との主従関係とは?

主従関係とは、犬が飼い主に従う姿勢が出来ていることをいいます。主従関係を築くには、飼い主が家族にとってのリーダーとなり、犬を守ってあげる・導いてあげる存在になることが大切です。

でも、最近「リーダー論が正しい」とはいえないという情報が増えてきたよね!

しかし、最近の情報では「主従関係はいらない」という情報も多く、主従関係を築くべきなのか悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

本記事においての主従関係は、厳しいしつけなどでコントロールするのではなく、普段の生活から信頼し合える関係作りを行います。日々の生活でなにげなく意識してしつけを行うことで、自分の意志で指示に従いたいと思わせることが重要です。

本記事では、「主従関係は必要」という方向で、以下の内容について詳しく紹介します。主従関係は愛犬を安心して生活するために必要なものなので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事の内容

  • 犬との主従関係が必要な理由
  • 愛犬との主従関係の作り方
  • 愛犬と主従関係を築く際に注意したいポイント
  • 愛犬との信頼関係のチェック項目
  • 犬のマウンティング行為は主従関係が築けていない?
  • 主従関係を再構築した筆者の体験談

愛犬との主従関係の作り方

犬との主従関係が必要な理由は?

犬との主従関係は、犬と人間が共存する上で必要です。リーダーとして人間を認識させたり、上下関係を作ったりするという意味合いより、愛犬を危険から守るためにある程度コンロトールできる状況が必要になってくるからです。

例えば散歩などの外出時に、突然子どもが近づいてきたり、他の犬のリードが離れて近寄ってきたときにどう対処するでしょうか。主従関係がしっかりしていれば、待て・おすわりとコマンドを出し、愛犬を危険から守ってあげることができ、相手にも怪我をさせる心配がなくなります

主従関係が出来ていないと、犬が自分がリーダーであると認識し、吠えたり噛みついたりというトラブルになりかねません。愛犬も周りの人にも迷惑をかけないためにも、主従関係を子犬のうちから作っておくことをおすすめします

愛犬との主従関係の作り方

愛犬との主従関係の作り方は、以下の通りです。

  • 飼い主が先にご飯を食べる
  • 要求に応えるときはワンアクション起こす
  • 散歩の際は飼い主が胸を張って前を歩く
  • 部屋の外や玄関を出るときは飼い主が先に出る

上記の方法は、実際に私が愛犬との主従関係を作る際に意識して行いました。最初はなかなかうまくいかないことも多いですが、継続すれば犬は必ず理解してくれます。以下で主従関係の作り方について詳しく解説するので、愛犬を信じて継続して行ってあげましょう。

飼い主が先にご飯を食べる

主従関係を作る際は、飼い主が先にご飯を食べてから愛犬に餌を与えましょう。本来犬は群れで行動しており、リーダーが先にご飯を食べる習性があります。取った獲物は、目上の人から先に食べるという順位があったのです。

これをリーダー論といわれているのですが、犬は群れとして人間を認めないケースもあり、現在ではリーダー論に関して疑問視する声もあるのが現実です。

しかし、「飼い主が先にご飯を食べるもの」と行動パターンを覚えさせてしまえば、人間のご飯を食べてしまったり、待てができなかったりというトラブルも少なくなります。飼い主がご飯を食べたら餌がもらえると理解させ、できたらしっかりと褒めてあげて信頼関係を築きましょう。

要求に応えるときはワンアクション起こす

主従関係をしっかりと築くためには、要求に応える際にワンアクション起こすのが基本です。毎回遊ぶときに愛犬の要求に応えてしまうと、飼い主が自分より上下関係が下と認識されてしまうからです。

上下関係が下に見られると、いうことを聞かない・無駄吠えが増える・いたずらをするなども問題行動にも繋がる恐れもあるため注意が必要です。

例えばボールで遊ぶ際は、愛犬に「おすわり」とコマンドを出し、できたら投げてあげるように生活パターンを決めましょう。飼い主の指示を受け入れたら「いいこと」があるということを、普段の生活からしっかり教えてあげることが大切です。

散歩の際は飼い主が胸を張って前を歩く

散歩の際は、飼い主が胸を張って前を歩くようにしましょう。これもリーダー論なのですが、犬はリーダーが先頭を歩く習性があるためです。

背筋が曲がっていて、下を向いているような飼い主に犬も着いていこうとはしません。また、引っ張り癖のある犬は、なかなか前を歩くのも大変かもしれませんが、根気よく行うことが主従関係を築く近道です。「私についてこい!」という気持ちで、堂々と胸を張って歩くようにしましょう。

部屋や玄関を出る際は飼い主が先に出る

部屋や玄関を出る際は、飼い主が先に出るようにしましょう。これも群れで生活していた頃の名残で、犬はリーダーの後をついて行動していたからです。自分より目上の存在と認めてもらうことで、問題行動を起こしにくくなります。

玄関などから出る際は、「リーダーが先」と定着すれば飛び出し事故や脱走を防ぐこともできます。愛犬の安全を守るためにも、主導権を飼い主さんが握るように今からしつけしておきましょう。

愛犬と主従関係を築く際に注意したいポイント

愛犬と主従関係を築く段階では、しつけが必要になります。しかし、主従関係を作るといっても、さまざまな方法があり、中には間違ったしつけ方を発信している方も多くいます。

愛犬を怖がらせない・混乱させないためにも、以下のポイントに注意して主従関係を上手に築けるように努めてください。

暴言や暴力は絶対にしない

主従関係を築くしつけの際に、絶対に暴言や暴力は行わないでください。YouTubeなどの情報では、マズルコントロール・ハンドリング・ホールディングなどを推奨しているものもありますが、その情報は間違いです。

愛犬が暴言や暴力でいうことを聞くようになっても、それは支配でしつけではありません。こうした暴力・暴言等で犬を怯えさせて行動を制御することは、主従関係を築くどころか本気噛みなどの問題行動を起こす原因となります。

人間も暴力や暴言を吐く危険な人と、信頼関係が築けるのか考えてみてください。怒っている時に低い声に変える、怒った表情をする、などの行動でも犬は状況を理解できます。愛犬との信頼関係を守るためには、絶対に暴言や暴力は行わないようにしましょう。

指示やしつけ方は統一する

しつけする際の指示は、家族全員で統一することがとても重要です。家族1人でも違う指示を出すと、愛犬はどうしていいか分からず混乱してしまいます。

例えば1人だけ指示を出さずに要求に応えたり、散歩の際は引っ張るのを許したりすると、犬はパターン化されてないのでしつけが定着しません。愛犬にとって分かりやすくしてあげるためにも、家族全員で一貫性を持って接することが主従関係を築く上で大切なポイントです。

上手にできたら褒めてあげる

主従関係を築くには、上手にできたら褒めてあげることが大切です。犬にとって「褒めてもらえる」とのは嬉しいことで、ストレスを感じさせずしつけられるとても有効な方法です。

ご褒美のおやつを与えたり、好きなおもちゃを投げてあげたり、上手にできたら「いい子!」などと同じ言葉を使って褒めてあげるのが効果的です。褒められる行動と犬が学習すれば、自ら行動するようになるので主従関係をスムーズに築くことができます。

愛犬との時間を大切にする

しつけ以外の時間も、愛犬との時間を大切にしましょう。普段からコミュニケーションを取っていれば、主従関係ももう既に築けているかもしれません。しつけ以外の時間も、普段から適度に遊んだり運動させたりして、犬とコミュニケーションを取ってあげましょう。

楽しみながら行う

主従関係を築く際は、愛犬と楽しみながら行うようにしましょう。最初はなかなかうまくいかないことも多いと思いますが、犬にも感情があるのでなかなか思うようにいかないことも多いです。犬にとっても飼い主さんにとってもストレスになるしつけは続きません。

主従関係のしつけは、少しずつでも毎日継続して行うのが効果的です。1日目は朝5分と夜に5分ずつ、2日目は10分など、少しずつできることを増やしていくようにしましょう。

愛犬との信頼関係をチェック

愛犬と信頼関係が築けているのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。そこで、愛犬との信頼関係が築けている犬の行動について紹介するので、チェックしてみてください。

  • お腹を見せる
  • 飼い主の足元で寝る
  • 身体をくっつけて寝る
  • ブラッシングさせてくれる
  • 一緒に寝る
  • お留守番が静かにできる
  • リラックスして溜息をつく
  • 首をかしげる
  • 体をすりつけてくる

上記の行動は犬の弱点を見せてくれているため、信頼している人にしか見せない行動といえます。とくに脚や手を触られるのが嫌がる子が多いです。そのため、脚や手等含めて、体を隅々まで触らせてくれるようであれば、主従関係がしっかり築けている証です。

犬のマウンティングは主従関係が築けていない?

犬が人間の足や手にマウンティングをしている場合、主従関係が築けていない可能性があります。マウンティングは、相手に「自分の方が強いんだぞ」という示威行為として本能的に行われる行動の1つです。そのため、飼い主にマウンティングをする場合は、「飼い主より強い」と思ってしまっている可能性があります。

しかし、マウンティングをする理由は1つだけでなく、発情や興奮(嬉しさ・楽しさ)からも行われます。遊びが楽しくなってしまってマウンティングする場合もあるので、遊んでいるときや発情期のマウンティング行為に関しては主従関係に関しては気にする心配はないでしょう。

とはいえ、外で他の人にマウンティングをしたり、家でしつこくされたりするのは気持ちがいいものではありません。マウンティングは特定のものだけOK(人にはさせない)、去勢をする等して、愛犬になるべくストレスが溜まらないように配慮しながらしつけをするべきでしょう。

主従関係を再構築した実際の体験談

私は愛犬の柴犬が8ヶ月の時に、主従関係の再構築に挑戦しました。なぜそれまでに主従関係が築けていなかったのかというと、あらゆるものに慣れる社会化期に骨折を経験してていたからです。

2ヶ月間ゲージの中での安静生活でした・・・

その反動でストレスが溜まった、外の刺激に慣れなかったなどのことが要因で、飼い主の声より外の刺激に目が向くようになってしまいました。

おやつやご飯があれば、おすわり・お手・伏せなどの基本的なコマンドはできます。しかし、散歩中のひっぱり癖・呼びかけに応じない・目を見てくれないなど、犬の欲求が優先になっていて、主従関係が崩れてしまったのです。

そこで、私はしつけ教室に通いながら、本記事で紹介したような主従関係の作り方を、できる限り意識して行うようにしました。

朝に5分、お昼に5分・・・という感じでできる範囲から始めました!

特に毎回コマンドを出してから要求に応える、大げさに褒めるなどを意識して実践し、しっかりコミュニケーションを取るようになってから、徐々に愛犬が自分のいうことに従ってくれるようになりました。今では呼びかけにも応じますし、前ほど引っ張り癖も気にならない程度まで改善しています。

なるべく小さいほうがしつけがしやすいと思いますが、諦めずにドッグトレーナーやプロの力を借りれば私たちのように再構築できると考えています。YouTubeでもさまざまな情報が発信されていますが、愛犬にとって安全な方法を選んであげてください。

犬との主従関係はある程度は必要!緊急時にいうことを聞いてもらえるようにしておこう!

犬と飼い主との主従関係は、ある程度必要だと考えています。緊急時やトラブル時に愛犬を守ってあげる手段となります。ただし、主従関係といっても、暴力や暴言などで支配することではありません。

愛犬が飼い主さんを大好きで、家族のリーダーとして自然に認めてくれるということが大切です。まずは、愛犬にリーダーと認めてもらえる行動を徹底して意識し、楽しくしつけを行っていきましょう。

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