柴犬を飼いたいけれど「飼ってはいけない」「手放したい」「手に負えない」「むかつく」という声があり、飼う勇気が持てない方も多いのではないでしょうか。本記事では実際に柴犬を飼っている私が、飼う前に知っておいてほしいと思うこと、飼って良かった理由、柴犬を飼ってはいけないといわれる理由について紹介します。
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柴犬は飼ってはいけない?
こんにちは。3歳の柴犬と暮らすてんちゃんママ(Instagram)です。

「柴犬は飼いにくい」「手に負えない」「むかつく」「手放したい」というネガティブな声があるけど、実際どうなの?
柴犬はきつねのような愛くるしい見た目で、飼い主に忠実だと人気の犬種です。しかし、柴犬は飼ってはいけないという情報も多く、柴犬を飼おうか戸惑う方も多いと思います。
柴犬が飼いにくいといわれる理由は、警戒心が強い犬種なのでしつけが難しいことが挙げられます。そのほかにも、抜け毛がひどかったり、アレルギーなどを引き起こしたりする可能性があるのも難しい点です。柴犬を飼う前に、柴犬がどういう犬種なのか理解しておくことが大切です。
本記事では、本記事では実際に柴犬を飼っている私が飼って良かった理由、柴犬を飼う前に知っておいてほしいと思うこと、飼って大変だったことについて紹介します。柴犬を飼えるかどうか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
「この記事の内容
- なぜ柴犬を手放したい人がいるのか?
- 柴犬を飼ってはいけないといわれる理由
- 柴犬の飼い主が教える「柴犬飼う前に知ってほしいこと」
- 柴犬の飼い主が飼って良かったと思うこと
- 柴犬を飼うのが向いている人・向いていない人
柴犬を手放したい人がなぜいるのか?
なぜ「柴犬を手放したい…」という人がいるのか疑問ですよね。それは、以下の理由で柴犬を飼うのは手に負えない…と手放してしまう人がいます。
柴犬は保健所に持ち込まれた犬の種類No.1

ワースト順 | 犬種 | 頭数 |
1位 | 柴犬 | 301 |
2位 | ミニチュア・ダックスフンド | 113 |
3位 | トイ・プードル | 66 |
4位 | ビーグル | 52 |
5位 | チワワ | 41 |
出典:LIA
柴犬は「保健所に持ち込まれた犬種No.1」という調査があり、安易に手放す理由に挙げられます。柴犬は2018年の4月~7月31日の間に全国の保健所及び動物愛護センターなどの殺処分された犬種別のそれぞれの数の調査によると、柴犬は301頭で1位という残酷な調査結果があります。(雑種を除く)
「しつけが手に負えなくて手放した」「家族全員に噛みついたから飼育放棄した」等の理由で保健所に持ち込まれ、他の人も同じ理由で手放していることから、安易な気持ちで手放す人が多いのが現状です。
見た目の愛らしさで柴犬を気に入る日本人はとても多いですが、きちんと飼い方を理解していないと手に負えない子に育ってしまう場合があります。手放したい…と手遅れになる前に必ず柴犬の性格、しつけ方などを理解しておくことが大切です。
他の犬種と比べて安いため、軽い気持ちで飼い始めた

手放す理由の2つ目は、柴犬を軽い気持ちで飼い始める飼い主が多いことです。柴犬は洋種の犬種と比べると、比較的安い価格で購入できるのが特徴です。
そのため、柴犬の大変さを理解せず、安くて可愛いからという理由で衝動的に購入してしまう人がいます。その結果、柴犬について十分な知識がない状態で飼い始めてしまい、結果的にしつけできず手放す人がいるのが現実です。
また、生体価格など初期費用が安くても、飼育費用は毎月1万円~1万5千円程度かかります。医療費・ご飯代・ワクチン代等、想像以上に飼育費用がかかるという理由で手放す人もいます。
そのため、犬生の飼育費用も考慮した上で、家族に迎え入れる必要があります。下記記事で子犬の飼育費用などについて解説しているのでチェックしておきましょう。
お世話が大変で手に負えない、むかつく
愛犬が病気になってから、お世話が大変で手放す人がいます。柴犬は、皮膚疾患や甲状腺の機能低下などを起こしやすい犬種です。
皮膚疾患や甲状腺の機能低下を起こすとフードの選別、通院・薬代、シャンプーなどの飼育費用の増加、自宅ケアの負担の増加など、飼い主のお世話や飼育費用の負担が増えます。
そのため、「通院がこんなに大変だと思わなかった」「お世話が大変すぎる」「お金がかかると思わなかった」「全然いうことを聞かなくてむかつく」という飼い主が柴犬を手放してしまうのです。
保険等に入っていないと自費負担で医療費などが多くかかるため、通院でも使える医療保険に入っておくと負担が少し軽減します。愛犬が病気になった場合のことも考えて、家族に迎え入れる決断をしましょう。
柴犬を飼って良かった!柴犬と暮らす飼い主の感想
柴犬を飼ってみた感想ですが、飼うのは大変ですが可愛くて仕方がないです。毎日構って!とキラキラした目で遊びに誘ってくるし、要求に応えてあげるととても嬉しそうな顔をします。
しっぽを振って大好きな散歩にいったり、おじさんみたいな顔をして外をゆったり眺めたり…そうしたゆったりとした日常一緒に楽しめることができます。子育てでイライラしたとき、旦那さんと喧嘩をしたとき、そっと寄り添ってくれて助けられていることも多いです。
私にとって愛犬の柴犬は、生活に彩りや癒しを与えてくれる唯一無二の存在です。
柴犬を飼ってはいけないといわれる理由
ここからは、飼ってはいけないといわれる理由について解説します。筆者が柴犬を飼って大変だったことをリアルに紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
一般的に飼いにくいといわれる理由には、柴犬という犬種特有の性格や体質などが関係しています。柴犬の性格・特性・行動などを理解した上で、家族に迎える覚悟を決めましょう。
柴犬を飼ってはいけない理由1:しつけが難しい
柴犬を飼ってはいけないと思われる理由の1つ目は、しつけが難しかったことです。飼い主に忠実なイメージのある柴犬ですが、警戒心や恐怖心によって本気噛みをしたり、四六時中吠えたりといった問題行動を起こす場合があるので注意が必要です。
よく散歩でみかける柴犬ちゃんもガウガウして、愛犬に噛みつこうとする子もいます。子犬のうちからしっかりしつけていないと飼い主が愛犬をコントロールできず、外出時も大変になるでしょう。
柴犬を飼ってはいけない理由2:抜け毛の多さ
柴犬を飼って大変だったと感じたのは、柴犬の抜け毛の多さです。柴犬は主毛と副毛の2種類のダブルコートなので、抜け毛の処理や掃除が大変です。とくにシャンプー後や換毛期はわんさか抜けるので、一日数回掃除機やコロコロをします。
服やカーペットなど、部屋中毛だらけになるので覚悟が必要です。抜け毛はちょっと嫌だなと思う方や、こまめに掃除できない人にはおすすめしません。
また、私自身黒い洋服が好きだったのですが、毛が目立つのでベージュの服を選ぶことが多くなりました。カーペット・クッション・カーテンなど、犬と生活する空間のものはなるべく柴犬の毛が目立たない色を選ぶのがおすすめです。
黒やダークブラウンなどの物は、特に柴毛が目立つので汚れて見えてしまいます。
柴犬を飼ってはいけない理由3:思ったほど懐かない
柴犬を飼いにくいと思った3つめの理由は、柴犬はイメージより懐かないということです。スキンシップを好む子もいますが、基本的には飼い主さんの足元で寝るだけで満足する子が多く、頻繁に抱っこされたり、しつこく撫でまわされたりするのを嫌がることも多いです。
うちの愛犬も抱っこはさせてくれますが、自分から膝に乗ってきたり、すりすりしてきたりということはありません。寝るときも近くにいますが、くっついて寝るとどこかへ行ってしまいます…
普段はマイペースに生きている柴犬ですが、たまに甘えてくる時間は本当に愛おしいですよ。
柴犬を飼ってはいけない理由4:警戒心が強く、鳴き声がうるさい
柴犬は警戒心が強く、鳴き声がうるさいことが飼ってはいけないといわれる理由の1つです。柴犬は昔猟犬や番犬として活躍してきた犬種で、縄張り意識がとても高いそう。そのため、知らない人が来ると家族(仲間)を守るために吠えているのです。
我が家では、吠えに対するしつけをあまり行わなかったので、今でも郵便局や宅急便の人に吠えます。窓から見える場所に人が通ると吠えます……。ドッグトレーナー曰く、ここも子犬のうちに訓練をして、鳴かないしつけをするのだそうです。
大人になると直しにくい癖で、私もやるべきしつけだったなと後悔しているので、ぜひこれから飼う方はトレーニングを行ってみてください!
柴犬を飼ってはいけない理由5:頑固な子が多く飽き性
柴犬が飼いにくいといわれる理由の5つ目は、頑固な性格です。ドッグフードに飽きたり、嫌なことがあったりすると、断固として動きません。
柴犬を飼い始めて困っているのが、ドックフードに飽きて食べないことです。美味しいおやつなどをもらえることが分かると断固として食べません。我が家の柴犬は、最長3日食べないこともありました。
柴犬を飼ってはいけない理由6:散歩時間が長い
柴犬を飼って大変だったことの6つ目は、小型犬と比べると散歩時間が長いことです。小型犬は1日30分~50分程度の散歩時間が必要といわれていますが、柴犬は1日1時間以上の散歩時間が必要です。
また、柴犬の体格差によっても必要な運動量が違います。柴犬でも体の小さい豆柴であれば、1日1時間程度でいいですが、10kg以上の柴犬はさらに運動量が必要になります。
人間と同じく犬にも適度な運動が健康維持に繋がります。散歩時間等も含めて家族で飼えるかどうか検討してみましょう。
柴犬を飼ってはいけない理由7:外でしかトイレしない問題
柴犬を飼って大変だったのが、外でしかトイレしない問題です。柴犬の習性により、自分の縄張りから離れたところでトイレをする習性があります。
そのため、家ではトイレを我慢して外でトイレをするようになってしまい、雨の日や強風の日などでも外にトイレに連れていかなければなりません。うちも一度トイレを覚えたのですが、引っ越し時にトイレを忘れてしまい再度トイトレをする羽目になりました。
柴犬を飼ってはいけない理由8:アレルギーや皮膚疾患が多い
柴犬を飼って大変だったのは、皮膚疾患の通院と通院費用です。こまめな通院代やお薬代が必要になり、治療費が結構かかったり、忙しいときに通院やシャンプーをこまめにしなければならず大変でした。
我が家の柴犬も膿皮症という皮膚病になり、約1年半通院を行いました。治療費も月に1万円程度、シャンプーも週に1回以上行うなど非常にお世話が大変です。
月々の医療負担を少なくするためには、ペット保険に加入しておく・こまめにブラッシングや保湿、シャンプーなどで皮膚の状態をよくしてあげるなどの対策を行いましょう。
柴犬を飼ってはいけない理由9:ドッグランに入れてもらえない可能性がある
柴犬は、ドッグランなどにいれてもらえないときがありました。なぜなら柴犬は攻撃的な子がいるため「柴犬は禁止」などと規制があるドッグランも多いためです。
我が家の子は豆柴6kgなので小型なのですが、実際にペットホテル滞在中に仲間たちと触れ合えるドッグランには参加できませんでした。ドッグランでは基本的に中型犬エリアに入ることになるので、柴犬の規制がないかどうか確認しておきましょう。
柴犬の飼い主が教える!「柴犬を飼う前に知ってほしいこと」

実際に筆者が柴犬を3歳まで育ててみて、「子犬からこうしていればよかった」と思うことを解説します。我が家では、極度の怖がりの柴犬を飼っています。
もちろん私の体験談でなく、実際にしつけ教室・ドッグトレーナーさんに教わったことも紹介するので、柴犬を家族に迎えたい人はチェックしてみてください。
社会科期から刺激に慣れさせておく
子犬は、社会化期と呼ばれる時期に、あらゆる刺激に慣れさせておくことが大切です。犬は4週~13週(1~3ヶ月くらい)までが社会化期と呼ばれる「あらゆる刺激に対応しやすい大切な時期」になります。
この時期に刺激に慣れさせないと、性格や精神面に影響する恐れがあります。まだすべてのワクチンが終わっていなくても、抱っこして散歩に連れ出してあげましょう。車の音や風、おじいちゃんおばちゃん子どもなど、あらゆる年代や性別の人を愛犬に見せてあげてください。
自宅で窓から外の人に向かって吠えたり、インターホンに反応したりする場合も、家に友達や親戚などに遊びに来てもらう・インターホンを鳴らして吠えなかったら褒める等、社会化期に訓練をしておくのがおすすめです。子犬の社会化期はあらゆる刺激に対応できるようになる大切な時期なので、この時期にしっかりとしつけをしておきましょう。
主従関係を作っておく
飼い始めたその日から、主従関係を作っておくのが大切です。柴犬は群れで行動する犬種のため、飼い主をリーダーと認めるということをきくようになります。
主従関係の作り方は、以下のような行動を常に行うことが大切です。
- 散歩では飼い主が胸を張って前を歩く
- ドアを開けるときは飼い主から出る
- ご飯は飼い主が食べてから犬に与える
- 犬の要求に応じるときは1つ指示を出す
主従関係が逆転すると、破壊行動を起こしたり噛みついてきたりと問題行動を起こす可能性もあるので、しつけの際は甘やかさず、根気よく行いましょう。
成犬になってからでも主従関係を作れない訳ではないですが、非常に難しいといわれています。子犬のうちから主従関係を作っておくことが重要です。
心配な方は子犬からしつけ教室へ

しつけがちゃんとできるか心配な方は、プロの力を頼りましょう。パピー教室は社会化期の頃から参加でき、飼うときの基礎知識やしつけのやり方等を教えてくれるため、スムーズにしつけトレーニングができるのが魅力です。
グループで行う教室は、3,000円~5,000円/月程度と比較的安い価格で行えるのでおすすめです。他の犬や飼い主にも会うきっかけとなり、社会化の訓練も行える大切な機会です。
動物病院やドッグトレーナー等でしつけ教室の募集をしているので、ぜひチェックしてみてください。
おやつを与えすぎない
柴犬は、特におやつの与えすぎは注意する必要があります。「待っていれば美味しいものがもらえる」ということが分かるとドッグフードを食べなくなり、食べさせるのにすごく苦労します。
我が家はしつけ教室の宿題練習中に、小さくカットしたおやつを1日にたくさんあげていました。柴犬はおやつの美味しさに味をしめてしまい、そのうちドックフードを食べなくなりました。
今でもドッグフード選びには苦労しているので、子犬のうちから待っていれば美味しいものがもらえると学習させないことが大切です。
しかし、しつけ訓練中はご褒美は必須ですよね。そこで子犬の褒美のおやつは、できればドライフード1粒などで行うのがおすすめです。ドッグフードでは訓練できないようなら、1日に与える量を決めて与えるおやつの量に注意しましょう。
ドックフードを食べなくても30分以内で下げる

ドッグフードを食べなくても、30分以内で一度下げるということを徹底しましょう。柴犬はグルメなので、ドックフードに飽きると頑なに食べません。そのため、食べられる時間に食べないとドッグフードを食べれない状況を作ります。
動物病院の獣医師によると、ドッグフードを食べなくても犬は数日は生きてられるそうです。ドッグフードの食いつきが悪くなっても、根気よく行いましょう。
また、ドッグフードを食べないからといっておやつを与えないようにしましょう。ご飯を食べたらおやつもOKのような感覚で、「ご飯はご飯の時間に食べるもの」と最初から習慣にしておくと後々楽になります。
こまめな保湿とブラッシング
柴犬は皮膚が弱い犬種なので、保湿とブラッシングをこまめに行ってあげてください。ブラッシングは1日1~2回程度、シャンプーは最低でも毎月行いましょう。
毎日保湿をしてあげると皮膚のバリア機能の低下を抑制でき、膿皮症等のリスクを軽減できます。ぜひ病気の予防のためにも、子犬のうちから習慣づけましょう。
柴犬を飼うのが向いている人
ここからは、柴犬を飼うのが向いている人について解説します。実際に柴犬と暮らす筆者が、どんな人が柴犬を飼うのに向いているかまとめました。
柴犬を飼うのが向いている人は、以下の通りです。
- 柴犬が大好きな人
- 家族で協力してしつけができる人
- しつけの時間が確保できるひと(特に生後2~4ヶ月頃が重要)
- 根気よくしつけができる人
- 散歩の時間が確保できる人(1日1時間程度)
- 抜け毛が気にならない人・掃除ができる人
- 犬を飼ったことがある人
- 柴犬が遊べるスペースが充分にある人
- 飼育費用が用意できる人
- 何があっても最期まで一緒にいる覚悟がある人
上記に当てはまらない人は、柴犬を飼うのは難しいです。ペットは可愛いからといって勢いで購入するのではなく、柴犬の将来・自分の将来・家族の将来のことも考えて迎えることが大切です。柴犬の寿命のことも考え、最期まで見届けられるかも考えて家族に迎えましょう。
柴犬を飼うのが向いていない人
柴犬を飼うのが向いていない人は、以下の通りです。以下のような方は、気難しい柴犬は手に負えないと考えています。柴犬の大変さを理解せず購入し、手放したいという無責任な人も多いです。
柴犬を飼う前に以下の要件に当てはまっていないか、まず確認してみてください。
- 抜け毛が嫌な人
- 散歩の時間が取れない人
- しつけの時間を充分に取れない人
- しつけの時間は甘やかさない人
- 犬に対して恐怖心がある人
- 掃除ができない人
- 飼育費用などが用意できない人
ネットなどの情報では、「柴犬は初心者向きではない」という情報をよく耳にします。柴犬は警戒心が強く繊細な犬種なので、育て方を間違えてしまうとむやみに噛みついてしまう子にもなりかねません。
きちん性格・しつけの方法・触れ合い方など理解した上で、柴犬を迎える必要があります。
柴犬を飼うのには覚悟が必要!
柴犬は、性格的・体質的にも飼うのが大変なので、飼う前に覚悟が必要になります。とはいっても、どの犬種もそれぞれの特徴があり、飼うのは容易なことではありません。必ず飼う前に触れあってみて、その子の性格・その犬種との暮らし方についてブリーダーさんやペットショップの人に確認してみましょう。本サイトでも柴犬情報を発信しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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