里帰りには愛犬も連れていく?

こんにちは。柴犬と赤ちゃんと生活しているてんちゃんママ(Instagram)です。
妊娠中の方は、里帰り出産のときに愛犬のお世話をどうするか迷っている方も多いのではないでしょうか。里帰り出産は一般的に32~35週のときに実家に帰省し、生後1~2ヶ月まで滞在する方が多いです。
私も昨年里帰り出産をしましたが、愛犬の性格を考慮して今回は連れていきませんでした。里帰り出産中の犬のお世話の選択肢は主に4つあり、愛犬の性格に合わせることが大切です。そこで、本記事では里帰り出産中の犬の生活について以下のことをまとめています。
この記事の内容
- 里帰り中の愛犬のお世話の選択肢
- 里帰りに愛犬を連れていくのかどうかのチェックポイント
- 里帰りに愛犬を連れていく際に気をつけること
- 里帰り中のペットのストレス
- 妊娠中に準備できること
愛犬と赤ちゃんとの生活はとても幸せです。しかし、準備をしていないと愛犬が寂しい思いをしてしまうので、ぜひ本記事を参考に準備しておいてほしいです。
里帰り中の愛犬のお世話の選択肢

飼い主が妊娠・里帰り出産するとき、犬を連れていくか迷っている方も多いですよね。まずは、飼い主さんが里帰り中にどんな選択肢があるか紹介します。なるべく犬・赤ちゃん・自分自身にとってもストレスがない手段を選んであげたいですね。
実家に犬と一緒に里帰りする
まず、飼い主さんと犬が一緒に実家に里帰りする方法です。犬と離れたくない・飼い主と長時間のお留守番ができない犬は、実家に犬と一緒に里帰りするのがおすすめです。
ただし、神経質な犬はいつもと違う環境でかえってストレスが溜まってしまう場合もあります。また、一定期間実家に慣れさせる時間を作ったり、犬と赤ちゃんと飼い主さんが快適に生活できるように準備をしたりする必要があります。
里帰りせず犬と自宅で過ごす
実家に里帰りせず、そのまま自宅で犬と過ごす方法もあります。犬も住み慣れている家なので、生活上のストレスはたまりにくくなります。
里帰りしない家庭は旦那さんのサポートも受けられやすく、両親や義両親などに手伝いに来てもらう家庭も多いです。特に旦那さんが産休や育休が取れる家庭は、家族のために自宅で過ごすのもアリですね。
家族と自宅に留守番してもらう
飼い主さんと赤ちゃんは実家へ里帰りし、愛犬と家族で自宅に留守番する方法です。普段から長時間の留守番ができる子なら、住み慣れた場所なのでストレスが溜まりにくくなります。
犬は飼い主さん(ママ)が急にいなくなり、少なからず寂しい思いをします。そのため、基本的な散歩・遊び・心のケアなど家族にしっかりお願いしておきましょう。
ペットホテルで過ごす
家族が仕事で忙しい・実家にも愛犬を預けられないという方は、ペットホテルに預ける方法もあります。犬種にもよりますが、1泊3,000円~5,000円程度でお世話をしてくれます。散歩サービスなども行っているところもありますが、逃走などのリスクもあるので注意が必要です
犬は家族と離れる状態が続くので、極度にストレスがかかる可能性があります。そのため、どうしても犬のお世話ができない日、出産後すぐの入院期間などに活用する程度が望ましいです。
里帰りに愛犬を連れていくかどうかのチェックポイント

妊娠・里帰り出産の際に犬を連れていく場合は、実家の環境と愛犬の性格なども考慮しましょう。以下で里帰りで実家に連れていける犬についてや環境を紹介するので、チェックしてみてください。。
- 犬が実家の人に慣れている
- 移動距離があまり長くない
- 実家の家族が犬の散歩やお世話を受け入れてくれる
- 新生児を迎えるので清潔な環境である
- 犬と赤ちゃんが別々の空間で過ごせる部屋数がある
愛犬が実家の家族に慣れていない場合は、産前に早めに実家に帰っておくのがおすすめです。最初は慣れていないので多少ストレスが溜まりますが、寂しい思いを長くするよりストレスが少ない場合が多いです。ただし、極度の怖がりなどの場合は余計なストレスとなる恐れもあるので、犬の性格に合わせて考えてみてください。
里帰りに犬を連れていく際に気をつけること

産後のお母さんや新生児の赤ちゃんはとてもデリケートです。里帰り中にあらゆるリスクを減らすために、以下のことに気をつけて赤ちゃんを迎えてあげましょう。
ワクチンやノミダニ駆除などをしっかり行っておく
必要な狂犬病ワクチン・予防接種・ノミダニの駆除などを行っておきましょう。犬のノミダニによって赤ちゃんがアレルギーを発症してしまう可能性があります。犬を飼っている以上抜け毛などは気にしすぎない方がいいですが、アレルギー対策として出来る限りの配慮はしておきたいですね。
犬の体調をしっかり観察する
犬の体調が悪くないか、しっかりと観察してあげましょう。下痢・嘔吐などの症状がある場合、サルモネラ感染症やカンピロバクター症など病気の可能性もあります。犬に口をなめられたりキスをしたりすると人間に感染する恐れもあります。妊娠中や産後はとてもデリケートなので、犬の体調もしっかりと管理してあげてください。
ペットと赤ちゃんが生活する空間を制限する

新生児期など赤ちゃんが小さいうちは、ペットと赤ちゃんが生活する空間を制限するようにしましょう。赤ちゃんが犬・猫などのアレルギーを発症してしまう恐れがあります。犬はミルクの匂いのする赤ちゃんに興味深々なので、触れ合う場合も犬が触れられないベビーベッドなどを活用しましょう。
ずりばいやハイハイなどが始まる時期になると、赤ちゃんは手に取ったものを何でも口に入れてしまいます。犬がおもちゃを勝手に持ってくる場合もあるので、ベビーサークルなどで赤ちゃんと犬のいる空間を完全に仕切るのがおすすめです。
こまめに掃除をする
犬がいる場所やなめる可能性のある場所は、こまめに掃除しましょう。犬の毛・フケ・唾液・尿によって赤ちゃんがアレルギーを引き起こす可能性があります。空気清浄機を赤ちゃんのいるスペースに設置するとより安心です。
愛犬との時間も作ってあげる
里帰り中に少し赤ちゃんを家族に任せて、愛犬と2人の時間も作ってあげてください。愛犬もいつもとは違う環境、大好きな飼い主さんが構ってくれないことに対してストレスを感じています。たまには赤ちゃんと離れて愛犬と2人の時間を作り、ママも息抜きしてくださいね。
里帰り中のペットのストレス

里帰り中は大好きな飼い主さんが赤ちゃんにつきっきりになってしまうので、愛犬はストレスを感じてしまいます。それ以外にも愛犬がストレスを感じる原因があるので、以下で紹介します。
- 車や電車などの移動でのストレス
- 違う環境での生活のストレス
- 赤ちゃんへの嫉妬のストレス
- 遊んでくれない
- 生活リズムが崩れるストレス
妊娠中に準備できること

里帰り中はたくさんのストレスが愛犬にかかってしまいます。なるべく愛犬にストレスがかからないように、妊娠中に出来る限り準備をしておくのがおすすめです。以下で、妊娠中に準備できることについて紹介します。
実家の人や環境に慣れさせておく
里帰りする実家が近い方は、妊娠中に実家に慣れさせておくのがおすすめです。里帰りする際に急に行くより、慣れている場所に行く方が犬もストレスがたまりにくくなります。ゲージ・サークルなどを使う場合は早めに実家に設置しておき、部屋の環境にも慣れさせてあげましょう。
お留守番の練習をしておく
飼い主さんと長い時間離れたことのない子は、お留守番の練習をしておきましょう。まずは1時間、次は3時間…と徐々にお留守番の時間を増やしていきます。ママと赤ちゃんの入院中は少なくても5~9日程度離れることになるので、ママと離れる練習もしておくといいですね。
早めに犬と実家に里帰りする
実家と家の距離がある方は、里帰り期間を前倒して早めに行ってペットに慣れる時間を作ってあげましょう。ママがいざ出産というときに、慣れていない場所で1人で何日もお留守番するのはかなりストレスがたまります。遅くても正期産(37週)の3週間前くらいには帰って準備してあげましょう。
犬や飼い主さんが最善の状態で赤ちゃんを迎えよう
里帰りに愛犬を行く場合は、しっかりと準備して赤ちゃんにとっても愛犬にとっても最善な状態で迎えましょう。私は今愛犬と娘と生活していますが、とっても毎日幸せです。ご実家や旦那さんのサポートが必要になるので、妊娠中によく話し合ってください。そして、出産頑張ってくださいね。本当に幸せな毎日が待っていますよ!応援しています!質問などあれば、コメントやSNSのDMなどでお待ちしています。
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